見どころ

東京展は2017年10月23日(月)で終了しました。展覧会は11月3日(金・祝)~12月25日(月)の期間、福岡アジア美術館に巡回します。

ASEAN設立50周年。
経済成長のみならず、現代アートシーンもめざましい興隆を見せる東南アジア地域

地図

ASEAN(東南アジア諸国連合)は、1967年の「バンコク宣言」によって設立され、現在はインドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス(50音順)の東南アジア10カ国で構成されています。10年以上にわたり高い経済成長を維持し、2015年に経済共同体となったASEANですが、現代アートの世界においても活況を呈しており、国際的にも高い注目が集まっています。本展は、東南アジアの現代アートの集大成であり、また最良の入門編ともなるでしょう。

東南アジアの注目アーティストが勢揃い!

3~4世代にまたがる86組のアーティストは、次世代に多大な影響を与えたモンティエン・ブンマー(タイ)、ロベルト・ チャベット(フィリピン)をはじめ、’90年代に国際的に注目されはじめたアジアン・アーティストのスター、リクリット・ティラヴァーニャ(タイ)、ウォン・ホイチョン(マレーシア)、ヘリ・ドノ(インドネシア)、ティファニー・チュン(ベトナム)たち、さらに、’70~’80年代生まれの若い世代として、すでに世界中からオファーがあるホー・ルイ・アン(シンガポール)、コラクリット・アルナーノンチャイ(タイ)など、大注目のアーティストが勢揃いです。

14名のキュレトリアル・チームによるASEAN10カ国2年半にわたる現地調査の成果

ASEAN 10カ国16都市を、現地若手キュレーターを含む14名のキュレトリアル・チームで2年半にわたり調査を実施しました。アーティストの創作活動の現場、ギャラリーやアート関係者など400件を超える訪問から知り得たファーストハンドの情報をもとに、86組のアーティストを選定。キュレーター陣が感じた東南アジアの躍動感、息づかい、リアリティを感じることができます。調査の様子は、こちらからご覧いただけます。

SNS映えする作品も多数!

大型インスタレーションや参加型作品等、写真撮影可能な作品もたくさんあります。

ナウィン・ラワンチャイクン《ふたつの家の物語》

ナウィン・ラワンチャイクン (b.1971) タイ
《ふたつの家の物語》 2015年

インスタレーション 387x794x267cm
Courtesy: Navin Production, Chiang Mai, Thailand

作家の父親が、チェンマイのワローロット市場で営んでいる生地店「OKストア」を展示室内に再現したインスタレーション作品。内部には家族や親戚、市場の他の商店経営者など、約50人を描いた絵画が展示されます。

NACT

FX ハルソノ《声なき声》

FX ハルソノ (b.1949) インドネシア
《声なき声》 1993-94年

シルクスクリーン、キャンバス、木の椅子、スタンプ
キャンバス:各143.5x95.5cm 木の椅子:各23x38x32cm(9点組)
所蔵:福岡アジア美術館

9枚のパネルの指文字は、左からDEMOKRASI(インドネシア語で「民主主義」)のアルファベットを示します。パネルの手前には、指文字に対応するアルファベットが刻まれたスタンプが置かれ、鑑賞者は自由に紙に押すことができます。

NACT

フェリックス・バコロール《荒れそうな空模様》

フェリックス・バコロール (b.1967) フィリピン
《荒れそうな空模様》 2009年

インスタレーション サイズ可変

1200個の風鈴が、風に揺れ音を奏でるインスタレーション。プラスチック製の色鮮やかな装飾は、東南アジアの祝祭性と大量生産に支えられたグローバル経済を表し、揺れ動くことで変化の兆しを予感させるようにも見えます。

MAM

リュウ・クンユウ《そびえ立つ街》(「私の国への提案」シリーズより)

リュウ・クンユウ (b.1960) マレーシア
《そびえ立つ街》(「私の国への提案」シリーズより) 2009年

フォトモンタージュ 213x575cm


発展するマレーシア中で何が作られ、何が破壊され、何が保存されようとしているのかを見つめることで、国家の在り方を問う圧倒的な密度の大型コラージュ作品。

MAM

撮影してシェア!
インスタ映えする作品と参加型作品で思い出づくり

展示風景(森美術館)

展示風景(森美術館)

MAM

参加型アートとは、来場者が作品制作の過程にかかわったり、作品のコンテンツの一部となることで成立するアートのことで、現代アートならではの醍醐味です。ユニークな参加体験を楽しみながら、それぞれの作品に込められたメッセージや問いかけを考えてみませんか。また、本展ではほとんどの作品が写真撮影可能。インスタ映えする大型のインスタレーションも数多くあります。夏の思い出に、アーティストに負けないクリエイティブな写真を撮って家族や友達にシェアしましょう。


ハッシュタグ: #サンシャワー展 または #sunshower_tokyo

高校生以下(18歳未満の方)無料、2館共通券は、驚きの1,800円(一般)!
ファミリーでも気軽に楽しめるお得な料金体系

国立新美術館と森美術館が初めて共同で開催する本展は、お求めやすい観覧料金となっております。2館共通券は、当日で一般1,800円、大学生800円。高校生及び18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)は無料です。


(例)家族4人 おとな(一般)2人+こども(高校生以下、18歳未満)2人の場合、2館共通券で、合計3,600円。1館だけなら2,000円

六本木エリアの2大美術館をフェス感覚で巡る!

今や東京のアートの一大聖地となった六本木エリア。界隈に点在するギャラリーをのぞきつつ、 2会場を巡る、まさにフェス感覚で楽しめる展覧会。また、森美術館は火曜日を除き毎日22時まで開館していることに加え、国立新美術館も金曜・土曜は21時まで開館延長します。時間を気にせずじっくりと作品を鑑賞できます。

東南アジアをフィーチャーした関連イベントも実施!

本展開催期間中、東南アジア各国の良作、話題作を紹介する映画上映会や、各国の「今」を面白くわかりやすくお伝えする講演・講座など、多彩な関連イベントを実施します。